ストーリー
降りしきる雨にぬれる街を、ジーク、ドラクロワ、シーラの3人は 聖オヴェリア教団の命を受けて大聖堂へ急いでいた。 大聖堂では、闇に心を奪われた教団の者たちが、 聖櫃に封じられた神アズライールを復活させる儀式を完成させようとしていた。 間一髪、アズライールの復活を阻止することに成功するが、 その代償としてシーラはアズライールに魂を奪われ、 ジークとドラクロワは愛するシーラを永遠に失うことになる。 そして数ヵ月後。 聖都ロタールで、教団の中枢を担う人物が襲われ、 禁断の書“外典イザーク”が盗まれるという事件が発生した。 目撃者の証言から、その犯人がドラクロワ卿との疑いが持ち上がり、 事の真偽を問いただすべく、教団は騎士団を差し向ける。 だが、彼の屋敷にはその姿は無く、事実が更に疑いを深めることとなった。 時を同じくして、青年ジークは親友であるドラクロワに真実を問いただすべく その姿を探してさまよっていた。 墓地の片隅でドラクロワの姿を見つけたジークだが、 黒い瘴気を纏ったその姿はジークの知るドラクロワのものではなかった。 迷いながら剣を交えるジークだが、 ドラクロワの放つ闇の力の前に倒れ臥す。 そして、「自分を追ってこい」という言葉を残して、 ドラクロワは忽然と姿を消した……。 そして、3年の月日が流れた……。 |